100年史

ぬかびら源泉郷 歴史年表
1919 3月 島隆美(湯元館 初代館主)が糠平温泉滝ノ湯(別名 湯の元)を発見する。

1924 島 隆美、糠平温泉に至る道路(不二川〜糠平温泉 約2.3km)を開削する。

1925 10月7日 糠平館(現 糠平館観光ホテル)開業

1927 島 隆美、糠平〜然別湖のハイキングコースの開削を関係者に訴える(現パールスカイライン)。
10月 糠平〜然別湖の道路(歩道)の笹刈りが行われた。
10月 上士幌〜川上橋(仙翠橋)の道路の延長工事完工(大正14年の島 隆美の嘆願が実る)。

1929 士幌村の手により川上橋(泉翠橋)〜二股(糠平ダム地点)の道路改修が竣工する。
7月23日 温泉旅館福島屋(現 糠平温泉ホテル)開業。

1930 5月20日 糠平にはじめて自動車が来た。

1931 4月1日 士幌村から上士幌村が分村した。上士幌新村長に市田清之氏を河西支庁より任命 1,011戸 5,499人糠平駅逓所が開設された。冨士見館(現 中村屋)開業。/5月20日 十勝自動車合資会社によって帯広〜糠平のバス運行開始。

1934 12月4日 大雪山国立公園指定 糠平の旅館 15軒(1泊 1.5〜2.5円)

1935 1月24日 仙翠峡温泉組合設立。 7月1日 上士幌郵便局〜糠平駅逓、電信線を引き込み、旅客に対する電信の取扱いをした(毎年7月1日〜9月15日、上士幌郵便局から 局員が出張し、業務に当たる)。/11月26日 国鉄士幌線(上士幌〜清水谷)開通、運行開始。

1937 9月 糠平神社が建立される(地元住民と国鉄士幌線の請負業者の寄付を建立費用とする。昭和30年には、旧市街にあった大山神社を合祀する)。国鉄士幌線(清水谷〜糠平)開通、運行開始。

1938 5月1日 糠平に郵便局が設置された。/青木山工場、十勝三股に製材移動機工場を設置した。/北海道庁の田中技手がスキー場の実査を行う。

1939 11月18日 国鉄士幌線(糠平〜十勝三股)開通、運行開始。国鉄士幌線の全線開通(開通に伴い幌加・十勝三股に木材業者・従業員など多数が住みつき、人口が飛躍的に増加した)。

1940 6月 糠平温泉の概要 旅館11戸 その他 1戸

1941 9月5日 糠平館と樹林ホテルの民家で糠平国民学校(後の糠平小学校)の開校式を行う。(初代校長 志田政雄 児童数 17名)

1942 泉翠橋、帯広土木現業所において架換工事が行われ、12月に竣工する。

1943 7月28日 十勝国鉱泉組合が設立された(十勝管内の単一温泉組合を廃止して、管内統一の鉱泉組合を設立。これに伴い仙翠渓温泉組合は廃止)/10月24日 糠平市街と糠平駅の中間に糠平国民学校校舎(1教室・職員室・職員住宅つき)が落成し、移転する。糠平温泉山の火防線をスキーツアーコースとして利用する。

1944 三股国民学校(後の三股小学校)が開校した。

194x40年台中期〜後期に第1回マンガスキー大会が開催される。(2020年時点で第74回)

1947 4月1日 国民学校から糠平小学校に改称、中学校併設 /4月5日 初の民選村長に鈴木泰助氏選任

1948 4月 島隆美氏死去(78歳)、9月功労碑建立 / 国有林火防線の一部をスキー場として利用 (現スキー場の始まり)

1949 4月 市街・上士幌・糠平・三股に婦人会がそれぞれ結成された。/7月31日 糠平中学校が正式に発足(教室の関係で遅れたもの)。糠平スキー場にて最初のSAJ全道指導者研修会開催。

1950 自家発電による電灯の施設が建設された。/糠平中学校棟上式。

1952 3月 島隆美著「糠平温泉の動機と沿革」発行。/上士幌村 1,574戸 8,849人 /糠平温泉概要 総戸数20戸 旅館8戸 総客室数40室収容人数 100名 一般 12戸(木材労務者等)。/12月16日 糠平ダム(発電所)の糠平建設所開設(施主 電源開発株式会社、補償工事のひとつとして糠平〜幌加に林道[左岸林道]の付替を行う 昭和30年4月1日着工)。

1953 5月 糠平駐在所 設置 / 7月 1日 糠平ダム本体工事着工 / 8月20日 旅館大雪(後の大雪グランドホテル)開業 / 9月26日 黒石小学校開校。10月20日 糠平ダム(発電所)の発電所・水路工事着工。

1954 1月10日〜昭和32年6月20日 糠平ダムの建設により、道道帯広〜糠平線の付替工事が実施された(付替道路の延長約5㎞ 工事費約10,400万円)。/三股周辺の国有林(台風15号・洞爺丸台風)が発生し、1,061,000㎥の被害木が生じ、その処理に10年かかった。/4月1日 町制が施行される。 初代町長鈴木泰助氏。/11月 国鉄士幌線(糠平〜幌加、糠平から7㎞幌加より)で山崩れが発生し、約1ヶ月ににわたって運行不能となる(当時、糠平〜三股には自動車の通行可能な道路はなく[林道のみ]、鉄道が唯一の交通手段だったため、三 股の住人1,450人と馬160頭が食糧危機に陥った)。/糠平温泉の概要 総戸数34戸 旅館10戸 商店・食堂12戸 一般12戸

1955 3月4日 第9糠平トンネル掘削工事中に落盤事故が発生し9人が死亡した)。/6月 電話開通(電話加入31台)/7月29日 糠平ダム建設に伴い糠平小・中学校校舎も水没、電源開発の補償工事として現在地に新校舎を建設し、移転。/8月1日国鉄士幌線(清水谷〜幌加)の新ルートが開通し、新糠平駅が開駅した。/9月20日 糠平ダム(発電所)完成、湛水開始。糠平湖が誕生した(周囲 34㎞ 貯水量
160,500,000㎥ 北海道第2位の人造湖)。(糠平湖の水圧によって糠平温泉の湧出量が豊富になった)。(ダム建設工事による殉職者32名 ダム付近の展望台の下に慰霊碑を建立)。/糠平湖左岸工事竣工(糠平〜幌加に初めて自動車が通行出来るようになった)。/糠平にテレビ共同聴視施設の建設。

1956 糠平小・中学校の校歌・校章制定。/4月1日 糠平私設消防団が誕生した。/6月18日 元小屋ダム完成、湛水開始。/7月25日 三股周辺国有林内で我が国で初めてキツツキ科のミユビゲラの繁殖が確認された。/8月 国鉄士幌線第9糠平トンネル掘削工事落盤事故の殉職者の慰霊碑が同トンネル入口に建立された。/8月15日 糠平寺が建立された(帯広市の高野寺の分寺)。/8月21日 糠平発電所が完成した(出力3,000㌗増加し最終42,000㌗)。/12月15日 黒石平駅の開駅(下り専門駅)。

1957 4月 消防分団制になり、上士幌を第1分団、糠平を第2分団、、三股を第3分団とした。

1958 糠平小・中学校に特別教室・理科室が完成した。/9〜11月 糠平に簡易水道が布設される。/11月1日 帯広畜産大学付属糠平生物研究所開設。11月 糠平温泉旅館組合設立。

1959 糠平温泉の概要 総戸数72戸 旅館10戸 総客室数150室 収容人数340名 商店・食堂14戸 一般28戸 官公舎20戸/糠平温泉ボート組合設立。

1960 裏大雪の俗称、新得山岳会会長小木田亀太郎の提唱により「東大雪」と改められる。/4月1日 ホテル山湖荘(現 山の旅籠山湖荘)開業。糠平〜然別の道路、糠平と鹿追を結ぶ北十勝の重要幹線として道道に認定され、名称も糠平・清水線と改称された。/小鳥の村が発足し、巣箱かけを行う(昭和40年までに610の巣箱をかける)。/6月20日 糠平に診療所が開設する。/林野庁が土地をスキー場として開放、国設糠平スキー場と改称した。(コース面積7.71㌶→15.0㌶)。/12月 糠平温泉ロープトウ組合が設立し、スキーロープトウを建設した(工事費250万円 延長165㍍ 輸送人員360人/時)。(昭和33年1〜4月までの糠平駅降車人数、前年に比べて7,000人増加した)。

1962 5月14日 大雪グランドホテルでストーブの不始末から火災が発生し、ホテルのほか商店2店を全焼した。/6月29〜30日 幌加・三股地域で十勝岳爆発の音響が聞こえた。(十勝岳爆発による上士幌町の被害 農作物被害額3,390,000円 頭痛等異常を訴えた者675名[内病院で治療を受けた者82名])。/7月1〜3日 黒石平・糠平・幌加・三股地域に十勝岳噴火の火山灰が降る(傘をささなければ戸外に出られなかった)。

1963 糠平小・中学校に屋内体育館が完成した。/市田武雄(元郵便局長)により、糠平に養魚孵化場が設置された。/11月1日 電力所前駅の開駅(上り専門駅)。/11月15日 糠平ダムの水の精霊を祭るべく、電源神社が建立された。

1964 11月 糠平温泉観光開発株式会社が設立し、糠平湖畔の整備計画を立てる。/糠平湖湖水の天然スケートリンク場で、早稲田大学・日本大学など9校がアイスホッケーの合宿を行った(以前より天然のスケートリンクとして若者に楽しまれていた)。

1965 5月1日 糠平中学校、学校統合のため廃校となる(上士幌中学校へ)。/糠平温泉観光開発株式会社が糠平湖に遊覧船「ぬかびら丸」を就航。

1966 三股〜層雲峡道路(町道層雲峡十勝三股線)三国峠〜三股(上士幌分)が6年の歳月をかけて完成(延長11.53㎞ 総事業費38.700万円)。12月 糠平温泉協同組合設立。

1967 4月 糠平温泉観光協会設立。/7月 糠平・清水線道路(パールスカイライン)全線開通。

1968 第1回「糠平温泉スキーまつり」(後の糠平温泉まんがスキーまつり)が開催された。/3月30日 糠平地域(面積27.6㌶)が集団施設地区に指定され、整備計画(公共駐車場・園地・野営場)が定められた。/5月1日 僻地保育所開設。/7月18日 上士幌営林署、糠平保養所を現在地に新築し「グリーン糠平」と改称した。/11月 糠平温泉リフト株式会社が設立した。/12月27日 糠平温泉リフト株式会社が糠平スキー場に糠平温泉第1リフトを建設した(工事費3,000万円 延長931㍍輸送人員514人/時)。/糠平温泉の概要 総戸数87戸 旅館10戸 総客室数220室 収容人員 宿泊1,000名 日帰1,500名 商店・食堂17戸 一般40戸 官公舎20戸

1969 3月18日 林野庁、糠平温泉市街の国有林貸付地の売払いを決定。/9月 北海道、環境庁の補助を受け糠平湖畔の園地整備を行う(昭和44年〜46年の3カ年事業、昭和54・59・62年に改良工事)。/12月4日 一般道道糠平上士幌線、市町村道層雲峡十勝三股線他、5路線をつなぎ一般国道273号と昇格した。

1970 3月31日 黒石小学校廃止、上士幌小学校に吸収統合となる。/5月15日 北海道百年記念事業「ひがし大雪博物館」が糠平に誕生する(昭和57・60・63年に改良工事)。/9月5日 上士幌営林署、糠平貯木場跡地に国設野営場(キャンプ場)を開設した。/上士幌町、糠平中央園地の整備を行う(昭和56年に改良工事)。/音更山道路開通記念碑、町の文化財として復元された。/4月1日 糠平市街の入口近くに糠平道路改良事務所(後の糠平道路建設事務所)が設立された。/11月1日 国道273号線道路の三国トンネル工事が完成。

1972 9月 糠平グリーンクラブ結成/11月17日 国道273号線(糠平〜層雲峡)開通、供用開始。/12月 糠平スキー場に糠平温泉第3リフトを建設(延長253㍍ 輸送人員600人/時 上士幌町が建設し、昭和51年に糠平温泉リフト株式会社に移譲)。

1973 11月14日 上士幌営林署幌加担当区事務所及び糠平担当区事務所、旧幌加駅前及び上士幌町役場糠平連絡事務所内から現在地に移転、統合事務所となる。

1975 10月6日 糠平神社、糠平スキー場から現在の場所に移転。社殿は幌加神社を移築した。

1976 3月 三股小学校が閉校され、糠平小学校に統合になる。/糠平小学校に特別教室(音楽室・理科室)が完成した。

1977 10月1日 大雪山国立公園糠平管理員事務所が開設され、管理員が駐在する(初代 新井正久)。

1978 3月12日 第1回糠平湖〜然別湖横断スキーツアーが開催される。12月5日 上士幌営林署三股担当区事務所及び本流担当区事務所、三股から糠平温泉街・大雪グランドホテル横(糠平温泉文化ホール建設予定地)に移転、統合事務所となる。/12月 糠平スキー場に糠平温泉第2リフトを建設(延長573㍍ 輸送人員 600人/時)。12月24日 国鉄士幌線(糠平〜三股)が廃止され、代行バス輸送が開始された。

1979 すずらん会(現 ぬかびら源泉郷観光婦人部)設立。/第1回糠平湖氷上タイムトライアル開催。/糠平小学校に屋外水飲み場・保健室・教具室が設置された。

1980 8月8日渕瀬一雄ら、丸山中腹で噴泉塔群を発見する。

1981 7月27日 自然公園制度50周年を記念して「国立公園クリーン作戦」が実施される。上士幌町では、糠平湖で町・営林署・観光協会の協力を得て「第1回クリーン大雪運動」(主催 大雪山国立公園東大雪連絡協議会)が行われた。

1982 57 10月15日 国道273号線道路(清水谷〜糠平)改良工事完成、糠平大橋開通(昭和45年着工から実に13年の歳月と総事業費約117億円を費す)。/12月11日 糠平スキー場に糠平温泉スキーセンターを建設した(上士幌町が建設し、糠平温泉リフト株式会社が管理委託)。

1983 糠平〜然別湖の定期バスの運行を休止する。

1984 4月 田中康夫、三股にログハウス(三股山荘)を建設する。/7月20日 黒石平に糠平電力館が開館した。/7月 上士幌町、糠平湖畔に休憩所(ログハウス)を建設。/12月20日 大和みやげ店でストーブの腐食から火災が発生し、店舗兼併用住宅を全焼した。/12月28日 糠平の冬季のロングランイベントとして「85 クリスタルカントリー・イン・ヌカビラ」が開幕した(以降、毎年行われる)。

1985 3月29日 大雪グランドホテル、釧路地裁帯広支部に会社更生法の適用を申請、受理され、同支部から財産保全命令を受けた。/8月1日 丸山噴泉塔群、町文化財(天然記念物 丸山噴泉塔群)に指定される。/夏 糠平湖でウインドサーフィンを楽しむ若者たちの姿が見られるようになり、一時期ブームになる。/12月 糠平温泉リフト株式会社の経営改善のため国土計画株式会社が経営に参加し、資金援助と人的支援を開始した。

1986 8月31日 糠平湖畔で「糠平湖じゃぽんフェス 86」が開催された(以降、数年間開催される)。

1987 3月19日 国鉄士幌線廃止を前に糠平町内会が中心になり「最後の士幌線に乗ろう会」が行われ、約90人が列車2両に分乗し、名残を惜しんだ。3月22日 国鉄士幌線(帯広〜糠平)の鉄道が廃止された。/3月23日 国鉄士幌線の廃止に伴い、十勝バス・拓殖バス・上士幌タクシーによる代行バス運送が開始された。/6月 糠平温泉で観光客へのサービスとして熱気球係留・熊舞いを始めた。(熱気球初年度利用者数約8,000人)8月12日 十勝バス株式会社、糠平営業所新築落成式。

1988 1月10日 糠平駅跡地に鉄道資料館が建設された。/8月 糠平スキー場の拡張(温泉山の開発)事業が開始した。(スキーコースの大幅な拡張、4人乗り高速リフト3基〈内フード付2基〉の導入、糠平温泉第1リフトの撤去)。/12月21日 糠平スキー場、「糠平温泉スキー場」と改称し、新スキー場としてオープンした。(マスコットキャラクター「エゾシカ」に決定)。(昭和63年度来場者数約11万人 前年度に比べて約7万人増)1989 平成元 5月2日 糠平ネイチャークラブ、観光客を対象としたネイチャーウォッチング(エゾシカ・景観など)を始める(毎朝5時出発 モーニングコーヒー付き・参加費500円)。/9月 糠平温泉スキー場の2期工事を開始(人工降雪機の導入、レストハウスの新設、スキーコースの拡幅)。/12月上士幌町教育委員会、上士幌営林署・上士幌歩くスキーの会の協力を得て、三股に1周約12㎞の歩くスキー常設コースを開設した。/12月18日 上士幌営林署三股担当区事務所及び本流担当区事務所、糠平温泉市街・大雪グランドホテル横から現在地に移転する。

1990 1月1日 糠平温泉の概要 総世帯数90戸 人口214 旅館・民宿8戸 商店・食堂10戸 乗合営業所2戸 一般60戸 官公舎10戸

1989 糠平温泉文化ホール 完成(大ホール収容人数480人)。

1993 ネイチャートレイル 完成

1994 三国峠 通年開通

1995 北海道開発局糠平事務所 閉所

1996 東大雪ぬかびらユースホステル 開業

1997 ひがし大雪自然ガイドセンター 設立 / アーチ橋保存会の立ち上げ

1999 ひがし大雪アーチ橋友の会 設立

2000 温泉街の森作りスタート / マスコットキャラクター「ヌカビー」誕生 / 12月 電力館 閉館

2001 旅館組合 湯めぐり手形、味めぐり事業開始 / アーチ橋梁群 北海道遺産に選定 / 6月 ガイドセンター NPOに認証 / 山湖荘 飲用泉開設7月 プライマルステージ 開業 / ペンション森のふくろう 開業 / 12月 上士幌消防署第二分団庁舎 新築移転 / 糠平温泉観光協会 解散

2002 3月 北海道開発局分室 閉鎖 / 4月 第二分団庁舎内に役場出張所開設 / 6月 ガイドセンター事務所 文化ホールへ移設 / 湯元館 足湯無料開放/ひがし大雪アーチ橋友の会 NPOに認証 / 「第六音更川橋梁」「音更トンネル」国の有形文化財に登録 / 12月 駐在所 現在の場所に移転

2003 3月 大雪グランドホテル廃業 / 6月 森のトロッコエコレール 鉄道資料館横にて開始

2004 1月 唯一のガソリンスタンド閉鎖 / 私立糠平保育所 小学校校舎内に移設 / アーチ橋友の会「ひがし大雪高原鉄道」事業開始

2005 5月 森のトロッコエコレール 三の沢に移転 / 旅館組合 無料外湯めぐり事業開始/7月24日 環境省・道、旧士幌線(鉄道資料館〜メトセップ8.5㎞)を活用し「東大雪の道」として供用を開始する。

2006 3月 「東大雪の道」、道が財政難を理由に予算を計上せず、整備計画凍結へ。/6月 西武グループ、糠平スキー場の売却を表明/6月 ビストロふうか 開業 / ユースホステル 新築及び引湯

2007 3月/糠平診療所 閉所/3月 糠平スキー場、西武ホールディングスから米金融大手シティグループへ売却される。/6月 旅館組合「源泉かけ流し宣言」を北海道庁にて宣誓する。/10月 糠平スキー場、シティーグループからグリーンネージュジャパンへ売却される。

2008 12月 糠平スキー場、スキー場の経営権が糠平館観光ホテルへ移行(グリーンネージュジャパンは1シーズンで経営破綻)。

2009 4月10日 第1回 開湯祭が行われる / 5月 源泉かけ流し全国温泉サミット 文化ホールで開催 / 6月 地名を「糠平」から「ぬかびら源泉郷」に変更。地名変更に伴い多くの施設や団体も名称を変更した。

2010 9月 郵便局前に手湯設置

2012 10月 東大雪博物館 閉館

2013 5月 ひがし大雪自然館 開館。旧博物館の収蔵品の多くも移管される。/ニペソツ山標高年の記念事業が行われ、多くの登山客が訪れる。

2014 大雪山国立公園国指定80周年。大雪山国立公園連絡協議会と環境省北海道地方環境事務所、記念式典や多くの記念事業を行う。

2015 旧大雪グランドホテル建物 解体着手/7月 温泉街に羆が出没し、キャンプ場はしばらく閉鎖された。7月26日に駆除された。

2016 8月 台風11号により十勝全体で多くの被害を受ける。ぬかびら源泉郷では音更川の増水により鱒見橋が冠水。三国峠上川側では高原大橋の橋脚が沈み通行止めとなる。道道85号線(ぬかびら源泉郷〜然別間)も道路は崩落し、温泉街は一時的に陸の孤島となる。

2017 国の文化審議会、旧士幌線の鉄道遺構(額平川橋梁、三の沢橋梁、幌加駅プラットホーム、)を登録有形文化財に登録する。

2018 7月 温泉公園、足湯オープン。

2019 4月10日 ぬかびら源泉郷開湯100周年記念式典・祝賀会開催。/4月26日 2016年の台風被害で通行止めになっていた道道鹿追糠平線、2年8ヶ月ぶりに開通する。

2019 11月25日 島隆美功労碑移設の除幕式と100周年記念植樹を行う。